富士山・大山詣のみそぎ場
御手洗不動
手洗池は、江戸中期に富士山や大山詣の旅立ちにあたって心身を清めたみそぎ場で、かたわらには石造りの不動尊が祀られていました。 明治以降は鉄道などの交通機関が発達して気軽に富士・大山詣でができるようになり、このみそぎ場は利用されなくなっていき、昭和37年(1962)、不動尊は龍福寺へ移されました。 近年、地元の方が整地を行い、御手洗池を復元しました。その際、池の傍らにあたらにお堂を建立し、金銅の不動尊と聖観音を祀りました。この御手洗池には、龍福寺の秘仏薬師如来が出現したという伝説があります。
- 所在地
- 小豆沢4-17
- 最寄り駅
- 国際興業バス「小豆沢公園」バス停から徒歩2分
都営三田線志村坂上駅から徒歩11分