《五本けやき》川越街道の往来を見守り続けて“Gohon Keyaki”(Five zelkova trees)
- 東武東上線・上板橋駅南口から商店街を通り抜け、川越街道に突き当たった場所にある五本の立派なケヤキ。
川越街道・上板橋のランドマーク「五本けやき」です。
- 航空写真で見るとまるで小さな森のよう。川越街道がここだけ中央分離帯を広げて、上り車線がやや大回りしているのが分かります。
- 関東大震災後の江戸東京復興計画の中で、昭和初期に行われた川越街道の拡幅と直線化に当たり、当時の上板橋村村長であった飯島彌十郎(いいじま・やじゅうろう)が、屋敷林の一部のけやきを残すことを条件に自宅の土地を提供しました。
- 郷土を愛する飯島彌十郎の想いは受け継がれ、その後寿命を迎えた木に代えて新たに若木を移植するなど、地元有志らが“五本の”けやきを守り続け、この歴史あるランドマークは今日も街道を行き交う人々を見守っています。(区指定「景観重要樹木」)
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Information
五本けやき
所在地:板橋区上板橋1丁目19